バリアフリー観光推進山形大会、中村元さん、加藤健一さんと
この記事は5分ぐらいで読めます♪お付き合いください^^
山形のバリアフリー観光に向けた第一歩
この一歩はデカいよ。
こんにちは。
3世代でもラクラク!バリアフリー旅をお手伝い。
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。
微力ながらお手伝いさせていただきました。
第1部は、日本バリアフリー観光推進機構・伊勢志摩バリアフリーツアーセンターの中村元さんの講演でした。
昨年の3月に講演をお聞きし、衝撃を受けた話。
パーソナル・バリアフリー基準。
そのあたりのお話が中心でした。
ユニバーサルではなく、ツーリズムが大事!バリアフリー旅、受け入れのコツ
バリアフリーと聞くと、ついつい…段差があればダメ、車いすで通れなければダメ、 スロープがなければダメ、考えてしまいがち。
でも大事なのは、「ツーリズム」。
そこには、観光したいものがあるのか?です。
その発想にいきつくには、「パーソナルバリアフリー基準」の考え方が必要です。
障がいは1人1人違う。
全員が満足する改修など、ありえない。
その方にあった、その方が一番うれしい選択肢を選んで、周りが応援してあげる。
それが、パーソナルバリアフリー基準。
段差ゼロの内湯に入りたい人もいれば、段差が多少あっても露天風呂に行きたい人もいます。
どっちが正解ではなく、どっちも正解。
その人の望むほうを選び、段差があったら越えられるようにしてあげる。
「段差=悪」と決めつけない。
目的は、段差を取り除くことではなく、楽しい旅にすること。
アイデアひとつで段差は何とかなるもんです。
そんなお話でした。
4月施行の「障がい者差別解消法」って?
第2部はトークセッション。
4月に施行される「障がい者差別解消法」が気になっていた事業者も多かったはず。
ひとことで端的に言えば、障がい者のお客様がいらっしゃったら「合理的な配慮」をしてあげてください。
という法律です。
詳しくは、内閣府のリーフレットをご覧ください。
「ちょっと車いすのお客さまは…」と頭ごなしにお断りするのは、やめてね。
ということです。
かといって、必ずスロープや手すりをつけてください!
という強制力があるものでもないです。
事業者の皆様は、戦々恐々とせずに、前向きな対応をしていただければと思います。
お客さまも事業者も無理なくできる限りお互いの状況を理解しながら、前向きに進めていくための法律です。
「無理なくできる限り」が「合理的配慮」だと、私は思っています。
この大会をきっかけにより多くの誤解がなくなり、前向きな出会いが増えればいいと心より願っております。
先頭に立って作り上げた、加藤健一さん、グラッティチュードの皆様。
山形県の大江さん。
本当にありがとうございました。
わたしにとっても認識と決意を新たにする大会となりました。
そして、山形についにお越しくださった中村元さん。
「また来ます!」というお言葉は心強かったです。
またお待ちしております。
ありがとうございました。^^
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