ティラノサウルスは、弱小だった。過当競争が急速な進化へ
この記事は6分ぐらいで読めます♪読み応え十分!どうぞお付き合いください^^
NHKスペシャル「完全解剖 ティラノサウルス」
テレビの感想文です。
3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。
たった今、NHKスペシャルで「ティラノサウルス」の最新研究を見ました。
恐竜は、男のロマン。
ティラノサウルスは、最強の恐竜。
それだけでも、十分興味深いのですが、今回のは新事実がゾクゾクでワクワクしっぱなしでした。
だって、毛が生えてるんだもん。
ティラノサウルスって羽毛があったんですよ。
録画してないのでデータなどは、フワッとした感じで書きますので、気になる方は再放送をご覧ください。
ティラノサウルスの先祖は3メートルの弱小恐竜だった
もうこれだけで、ビックリです。
ティラノサウルスの祖先をたどっていくと、もともとは、中国に棲んでいたグァンロン。
体長3メートル。
体も細く、15メートルに達するティラノ最終形に比べれば、見る影もありません。
そんなに大きいわけではない。
当時、陸続きだったベーリング海峡を越えて、アメリカ大陸に渡ります。
すると、そこに待ち受けていたのは…
新天地アメリカ大陸には、ティラノサウルス以上の恐竜がいた
アメリカ大陸には、ティラノサウルス最終形より一回り小さい「シアッツ」と呼ばれる最強の敵がいました。
進化前の3メートルでは、太刀打ちできない相手。
戦ったら絶対に負ける相手です。
恐竜というと、進化に失敗したという事例でよく使われますが、当時のティラノサウルスは違います。
過当競争が、異例の進化競争を生んだ
このとき、アメリカ大陸は、今よりも海の面積が広く、陸地が狭かった。
そこにたくさんの恐竜がいて、過当競争状態だった。
ティラノサウルスの祖先が食べていたのはトリケラトプスの祖先。
どちらも最初は小さかった。
過当競争が進化につながり、トリケラトプスは巨大化し、皮膚も厚く、角も強力に。
対するティラノサウルスも巨大化し、脳も巨大化し、あごも強力になり、攻撃力最強になった。
「そのとき、シアッツは、進化しないの?」
という心の声は、置いておいて…。
ティラノサウルスは進化の末に最終形のようなサイズと攻撃力を持つようになった。
今のビジネスに通じるような…
今のビジネス。
どこの業界でもコモディティ化が叫ばれています。
似たような機能、似たようなデザイン、不満はないけど行き着く先は価格競争。
コモディティ化 = 過当競争
では、それを乗り切るには?
進化しかありません。
どんな進化をすればいいのか?
弱肉強食の世界なら「強さ」が正解なのでしょうが、現代のビジネスにおいて「強さ」とはなんなのか?
生き残るための必要条件は「強さ」なのか?
会社によって、どう進化するかは違うのでしょうが、確実にいえるのは…。
今、まさに進化が必要なタイミングであるということ。
一昔前なら、楽天トラベルやじゃらんなど、ネットエージェントと組むことが進化のようでしたが、もはや、どこもやっています。
そして、ネットエージェントから提案されてくる企画は、安売り企画ばかり。
タイムセールとかね…。
ネットでタイムセールってどうよって思うんですが、進化の方向性が定まっていないから、旗を振りにくいんでしょう。
人口減少。
ネット通販によるグローバル化。
ロボットの進化。
狭い場所でたくさんの敵がひしめきあう環境は、恐竜の時代と同じです。
どう進化して生き残るか?
問われていますね。
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