師曰く「有名になるとは、馬鹿に見つかること」

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志らく師匠のトークより

けだし名言です。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

先日の落語会。
落語の前のトークコーナーで立川志らく師匠がおっしゃっていました。

「ひるおび」のレギュラーでもあり、ツイッターを熱心になさっている志らく師匠が、「行列のできる法律相談所」に出たとき、ツイッターで軽い炎上気味になった時の話です。

ブルゾンちえみのネタで笑わなかったとか、にこやかじゃなかったのが、ツイッターで突っ込まれました。
一応、師匠は、慣れない現場だったもので悪気はないがとツイッターで謝っておられました。

「そんなとき、師匠は、どんな思いなんですか?」

「猿岩石の有吉さんの名言で【有名になるとは、馬鹿に見つかること】というのがある。」

ブレイクするとは、馬鹿に見つかること

「そんな時、師匠は、落ちこんだりするんですか?」

「全然。なんとも思いません。
相手が、尊敬する大先輩やひいきのお客様だったら、考えますが、会ったこともない人に何か言われてもなんとも思わない。」

さすが志らく師匠です。
堂々としてらっしゃって、頼もしかったです。

要は、馬鹿に見つかっただけだと。
有名になったんだから仕方ないと。

さて、この話。
SNSが普及した現在、芸能人に限りません。

程度の差こそあれ、一般人も同じです。

SNSで馬鹿に見つかっても、放っておこう

知人の話。

飲み会の写真をSNSにアップしたら…
「公務員のくせに、飲み屋で飲んでばかり。」

「公務員のくせに」がよくわかりませんが、仕事が終わった後の時間帯なのに、居酒屋の売上に貢献しているのに、給料を還元しているのに、なぜか批判を受ける。

自撮りの写真をアップしたら
「どうした?キャラ変わった?ナルシスト?」

別に自分に酔ってるわけじゃないのに、突っ込んでくる。

ちょっとした不幸を自虐ネタでアップしたら
「そうですよね。私もこんなひどいことが、つらつらつら…。」

普段は絡んでこない人が、ネガティブなノリのときだけ饒舌にコメントしてくる。

そうなんです。

何れにしても投稿には問題がない。
ただ、馬鹿に見つかっただけなんです。

ともすれば、「あれ?ヤバいこと投稿しちゃった?」とか「飲み会の写真は二度とアップしないようにしよう」と思ってしまいがちです。場合によっては、二度とツイッターなんかやるもんかと思ったり。
でも、実際は、自分がSNSで知られるようになってきたために馬鹿に見つかってしまっただけのこと。

知っている人からの親身な忠告ならまだしも、ツイッターのようなどこの誰だかわからない人、本名も顔写真も出していない人が軽いノリで突っ込んでくる場合、気にするだけ損です。

SNSが普及すればするほど、自分が使いこなせばこなすほど、起こりうる事故。
ミスというより事故。

さんまさんの「めっかっちゃった!」よろしく、
「おっと、馬鹿に見つかってしまったか…」と思えば、気が楽です。

日本人は、恥や世間様の概念が強いので、ネットでの批判はそこに結びつきがちですが、実際は見つかっただけなのかもしれません。

馬鹿に見つかったら隠れる
SNSには、「ブロック」という機能もあります。

せっかくのSNS。
楽しくやりましょう。

 

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