落語初心者のあなたへ。タイプ別オススメ3選。
この記事は9分ぐらいで読めます♪読み応え十分!どうぞお付き合いください^^
アクセス解析で浮き彫りになった「落語」「初心者」
思わぬ結果にビックリです。
お盆なのでユルめに落語の噺でも…
鈴の宿 登府屋旅館の遠藤直人です。
宿は、お盆で大忙し。
「旅館って忙しいの?」
っていわれますが、めっちゃ忙しいです。
昔から、お盆、年末年始、ゴールデンウィークは、3大ヤマ場です。
必ず満室になるし、単価も高いので料理の品数も多く、みんな大忙し。
瞬間的な3大ピークです。
さらに、今年は、シルバーウィークもあるので、4大ピークです。
さらにさらに、最近はお盆よりもお盆前後が忙しかったりします。
今年でいえば、8日~12日。
昔は、13、14、15日が忙しく、あとはだいぶ落ち着いたもんです。
しかし、最近の傾向として、ピークよりもその前後が忙しい。
13、14、15日は、最低料金が上がるので、それを避ける意味もあるのだと思います。
そんなわけで、8日からずっと忙しくしております。
ありがとうございます。
こう忙しいと、落語の世界に現実逃避したくなります。
というわけではないのですが、アクセス解析を見ていたら、面白い結果が…。
「落語+初心者」というキーワードが上位に。
そんなこと書いたっけ?と思ったら、この記事でした。
ちょっと前の記事ですが、この記事がだいぶ検索されています。
というわけで、まだまだ落語通ではないですが、初心者の気持ちもまだわかる私が、初心者の方向けに再び書いてみます。
題して…
あなたのタイプにあった初心者向け落語教材3選
耳で聞くより目で見たいビジュアル系なら…「タイガー&ドラゴン」
「落語って、ずっと話でしょ。それが苦手なの。」
もはや根本を否定している感すらありますが、わからないではありません。
ずっとテレビで育った世代にとって、ラジオのような落語は話をイメージする力がないとハマれないからです。
サッカー中継をラジオで聞いている感覚に近いのかも。
野球中継もわかる人はイメージできますが、初心者はラジオではイメージできませんよね。
そんなビジュアル系のあなたには、「タイガー&ドラゴン」。
TOKIOの長瀬智也さん主演のドラマです。
落語を題材にしたドラマや映画はけっこうありますが、「タイガー&ドラゴン」は実に初心者向け。
毎回、1つの古典落語をテーマに、その話のあらすじとともに「もしも、現代ならこうなるんじゃないか?」というパロディで構成されてます。
役者さんが披露する落語も、味わい深いです。
「ジャンプ亭ジャンプ」と「ドンドンドーン!」のキレをぜひ見てほしい。笑
ドラマ自体の設定は、ヤクザが事情により落語家になりつつ、ヤクザも続けるという話です。
レンタルビデオでぜひご覧ください。
新作と古典バランスよく知りたい王道系なら…「らくごのごらく」
立川志の輔さんのCDです。
新作と古典が1つずつ収録されています。
志の輔さんの落語は、うまいし、わかりやすいです。
談志師匠の場合、うますぎて、異次元すぎて、初心者には難しいこともありますので、ここは志の輔さんで。
落語的視点で現代の日常を切り取る新作の数々「はんどたおる」「みどりの窓口」…。
「あー、わかる。あるある!」と共感できます。
そして、伝統的ななかに志の輔さんのオリジナリティも光る古典「死神」「しじみうり」…。
初心者にとって古典が縁遠いのは、時代背景がわからないこともありますが、なによりコトバになれていないから。
例えば、「へっつい」なんて、タイトルでいきなり「へっつい幽霊」なんていわれても何のことかわかりません。
そのあたりへのケアが上手なので、志の輔さんの古典なら、初心者でもガッテンしていただけると思います。
とにかく効率よく、たくさんの噺を知りたい!「高速落語」
ちょっと落語を聞き出して、振り返って思うこと…。
「落語って、どんだけ話があるの?」
この落語沼に落ちた感覚は、初心者ならではでしょう。
代表的なものは、数えられるでしょうが、新作は日々生み出されるています。
無数にあるわけです。
ところが、いざたくさん聞こうとしても1つの噺が、20分とか60分とかします。
すると、なかなかたくさん聞けない。
それをひとつずつ聞くのが楽しみでもあるのですが…。
そこでオススメしたいのが、1つの噺を3分程度にまとめた立川こしら師匠の「高速落語」。
「60分かかるはずの噺を3分で!」とか、無茶苦茶です。
「通」からすれば、邪道かもしれません。
たしかに、落語家ごとに違うギャグやら話し振りやら、そういうものをそぎ落とした骨格だけですから。
でも、初心者には、とてもいい教材です。
「まず、こんな話があるんだな。あらすじはこうなんだな」と短時間でいっきに学べます。
実際、談志師匠も「饅頭怖いなんて1分あれば、できるんです!」と実際に演じておられました。
骨格を見て、構造を知る。
そして、落語家ごとに異なる肉付けを知る。
そんな楽しみ方ができるようになります。
CD1枚で30席の噺がわかるなんて、初心者のためにあるといっていいです。
何はともあれ、CDで勉強なんて…と思うなら、寄席に行ってみるといいです。
それが一番なのは間違いないです。
落語はそんなに堅苦しいものではないですから。^^
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