SNSでケチつけたがりの馬鹿が増えたワケ

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有名になるとは、馬鹿に見つかること

昨日のブログのあと、びっくりする出来事が!

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

立川志らく師匠のトークを引き合いに、SNSユーザーに思いを馳せてみたところ、なんと、志らく師匠直々にコメントいただきました。

いやー、深夜にびっくり。
興奮しました。

そして、師匠のおっしゃる通り、どうしてそれが増えているのか?を考えてみました。

どうして馬鹿が増えたのか?

もちろん、大前提として、SNSが普及したというのがあります。

ブログすらない時代。
ホームページとメールだけの時代は、誰かにケチをつけるような場は、「2ちゃんねる」くらいしかありませんでした。
ネットの前は、もう投書とか、怪文書とか、そういうのしかなかった。

それが、SNSの普及により、簡単にでき、多くの人が見れるようになりました。
乱暴な言い方をすれば、誰もが怪文書を書け、簡単に送りつけられるようになった。

それが、炎上だったりします。

匿名でもって「けしからん!」と誰かに食ってかかる。

本当に社会問題となるような「けしからん」ならともかく、大抵は、自分の価値観に合わないからの「けしからん」。

でも、これだけでは、馬鹿は増えません。
馬鹿が書き込む「場」が増えただけ。

では、いったい何が問題なのか?

馬鹿を増やしたのは社会構造

私の個人的な意見ですが、「格差社会」「意識の差」だと思います。

少し前まで、終身雇用と右肩上がりの夢のような世界でした。
そこでの気持ちは、「一億総中流」。

自分も中流、あなたも中流。
みんな同じようなレベルで幸せ。

もちろん、大金持ちもいたんでしょうが、そういうのは別世界。
みんな中流の国に住んでいました。

それが、格差社会になってしまった。

経済的に格差があるのはもちろん、気持ちの上でも格差があります。

総中流から格差へ。

格差の中で「ねたみ」「うらやみ」「怒り」を持つ人が増えました。

これは、経済的に貧しい人が裕福な人をうらやましく思うという単純なものではありません。
経済的に裕福な人の中でも、隣の裕福な人をうらやむような複雑な「意識の差」。

根底に「ねたみ」「うらやみ」「怒り」を持っているところにSNSという「のぞき窓」から他人が垣間見える。
すると、何か言いたくなる。

都合のいいことに、匿名で気軽に言えるツイッターがそこにはある。
それが、馬鹿が増えた原因かと思っています。

お酒飲んでも、旅行に行っても、遊んでも、他人のすることなんだから別にいいはず。
危害を加えられるわけじゃないんだから。

でも、それを受け流したり、喜んだりできない。
ついつい「けしからん」と言いたい。

性格が悪いというより、気持ちに余裕がないんだと思います。

どうでもいいこと、他人事には、気持ちを落ち着かせ、自分の道を進みたいものです。

イチリンソウが綺麗でした

「野に咲く花のように。」

あの曲の歌詞がふと浮かぶ今日この頃です。

 

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