あとつぎは、小さなあとつぎと新たなあとづくりの集合体。

この記事は3分ぐらいで読めます♪お付き合いください^^

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あとつぎって、守備範囲が広い

あとつぎの方向けです。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

今日は、あとつぎについて。

というのも、ちょうど火災保険の更新時期だったので、調べて契約しました。

旅館の仕事というと意外にも聞こえるかもしれませんが、火災保険の契約は、とても大事です。
そのほか、車両の保険や食中毒などの保険にも入っています。

旅館は、本当に様々なリスクがある商売なので。

滞在時間が長く、食事、入浴、就寝などやることも様々な旅館ですから、リスクも多いし、その分、保険も多い。

それ自体は、当然なんです。

別に保険について語りたいわけではなく、後継者は、いろんなことに精通しなくてはならないんです。

ある程度は、誰かに任せることもできますが、ある程度は、知っておかなくちゃならない。
全ての守備位置を守ることはできませんが、それぞれの守備位置の特性は知っておかなくちゃいけない。

火災保険ひとつ取っても、仕組みや範囲。
何より、いざという時に「あ、保険でなんとかなるかも!」と思い出さなくてはなりません。

昔なら父がやっていた守備位置の仕事が私に回ってくる。

こういった小さなお仕事の積み重ね。
というか、集合体。

小さな仕事の集合体が、あとつぎの仕事なのだとつくづく思います。

人それぞれ、あとつぎの形があります

あとつぎとして、覚悟を持って継ぐ。
そのあとは、こういう小さなお仕事の集合体なんです。

あとつぎは、あとづくりも大事

あとづくり。

今作りました。

あとつぎは、前からあった仕事をつぐだけではなく、自分の代で新たに跡が生まれるような仕事も作っていかねばなりません。
それこそが、その代でしかできなかった仕事。

例えば、うちの父ならば、旅館を全面改装しました。
それは、私の代ではやらなくてもいい仕事です。
二代連続で建て直す必要はありませんから。

すると、自分の代では何をしようか?となってきます。

そこで自分らしい跡を残せたら、あとつぎとしては、一仕事したことになります。

そして、次の後継者がまたその人なりの仕事を積み重ねる。
あとつぎは、継ぎながらが作るの繰り返し。

そんなことを保険の契約をしながら思う、今日この頃です。

 

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