旅館とは「ビジネスホテル+夕食」なの?んなこたない
この記事は5分ぐらいで読めます♪お付き合いください^^
旅館とは、なんなのか?
何をいまさら?笑
3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。
旅館ってなんなんでしょう。
よく考えた2016年でした。
今年といえば、リオオリンピック。
そして、リオが終わったということは、東京まであと4年。
そんな節目の年にあって、宿泊業界は、揺れに揺れています。
AIR BNB。
エアビーエヌビー。
民泊サイトが台頭し、浸透した一年だったと思います。
地方ではまだまだですが、東京で話を聞くと「今夜の宿は、エアBnBでとった。」という話もチラホラ。
ホテルの値段が高止まりしているのもあってか、着々と浸透しています。
山形県内の浸透度は、まだまだ
これ自体は、ちゃんと法律を守っていただければいいと思います。
現状は、違法な施設ばかりです。
そして、その法律を今、変えようと業界同士が綱引きをしています。
それはそれ。
問題は、自分たちがどんな商売をしたいのか?ですよね。
旅館は、ビジネスホテル+夕食ではない
旅館は、
「ビジネスホテル+夕食」でしょうか?
もしくは、
「ビジネスホテル+夕食+温泉」でしょうか?
発想を変えないと、オリンピック前に潰れちゃいます。
旅館業法に守られ、「泊まれる場所」として、参入が少なかった旅館業界。
「泊まれる」だけを価値にしていたら、早晩危ういです。
ビジネスホテルとは、根本的に違うものであると、根っこからの再構築が今求められています。
私は、「なんでもできる魔法の箱」だと思っています。
そう思うところからスタートしました。
旅館の場合は、厨房もあれば、お風呂もあれば、宴会場もあります。
売店や喫茶コーナーもあります。
場合によっては、マイクロバスもあります。
それらは、宿泊者のための設備でした。
が、それらを使えば、いろんなことができます。
宴会場は、セミナー会場にもなります。
お風呂で、介護施設の受け入れもできます。
厨房で作った料理を運べば、ケータリングもできます。
誤解されないようにいうと、「多角化をしましょう」という話ではありません。
まず、自分のところが持っているものを見直し、再度考えてみる。
「宿泊のお客様が、少ないな。
よそに行ってるのか?
最近、エアなんとかってできてたな。
そこのせいか?」
では、先に進みません。
自分のところには、これがある!を先に見つける。
そして、何がしたいのかを考えてみる。
今年、改めて思いました。
旅館とは、「館主の思いを元に」なんでもできる魔法の箱だと。
「こういうことしたいな!」と思えば、ものすごくいろんなことができます。
単なるレストランや入浴施設では、絶対にできないことができます。
もしも、宿泊客が少ないなら…。
チャンスです。
未練なく、新たなステップを踏み出せますから。
そんなわけで、エアなんとかは、「自分がいったい何者なのか?」を考えるきっかけなのかもしれません。
そんなことを強く思った2016年でした。
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