超豪華!年末ドラマ「赤めだか」から学ぶべきこと。原作を読んでみて
この記事は6分ぐらいで読めます♪読み応え十分!どうぞお付き合いください^^
立川談春師匠の名作「赤めだか」
毎回、感動する場所が変わります。
こんにちは。
連日の落語オシでスイマセン…
鈴の宿 登府屋旅館の遠藤直人です。
落語ネタを書きたくなるくらい、このところ、世間が落語ネタであふれています。
ちょっと前まで落語に関連するニュースといえば…
「桂歌丸、入院」
「桂歌丸、高座復帰」
「桂歌丸、また入院」
という…、歌丸師匠のネタばかりでした。
歌丸師匠、復帰おめでとうございます。
歌丸師匠は、お元気なまま、入院ネタがニュースにならないくらいでちょうどいいわけです。
そんななか、最近話題になっているのがコチラ。
今、一番チケットが取れない落語家と言われています。
この表現は、最近では、志の輔師匠か、談春師匠によく使われます。
「ルーズヴェルトゲーム」や「下町ロケット」では、役者としてもご活躍で好評を博していらっしゃいますが、なんといっても落語が最高です。
私はCDでしかお聴きしていませんが、CDだけでもめちゃめちゃスゴイ。
「古典の名手」と言われています。
その談春師匠の入門当時、前座、二つ目、真打と出世していく時代の様子がわかるのが「赤めだか」。
「赤めだか」のドラマ化は、かなり前に発表されていたので、てっきりもう放送されて、見逃してしまったかと思っていました。
談志師匠をビートたけしさんが演じるという因縁のような配役に注目していましたが、フルキャストが発表されました。
落語会、芸能界の落語好きが一堂に会するスゴイ陣容です。
立川談春 … 二宮和也
立川談志 … ビートたけし立川志らく … 濱田 岳
立川関西 … 宮川大輔
立川談かん … 柄本時生すし屋の大将 … さだまさし
魚問屋の店主 … 柳家喬太郎春風亭昇太 … 春風亭昇太
春風亭小朝 … 春風亭小朝
中村勘九郎 … 中村勘九郎
三遊亭円楽 … 三遊亭円楽高田文夫 … ラサール石井
立川志の輔 … 香川照之ナレーション … 薬師丸ひろ子
ナビゲーター … 笑福亭鶴瓶
再び落語ブーム到来かっ?!
なにしろ、談春師匠=二宮和也さん=ジャニーズ系。
ジャニーズ系と落語といえば、2005年のドラマ「タイガー&ドラゴン」。
TOKIOの長瀬智也さんとV6の岡田准一さんが、落語家を演じました。
ドラマ全体も落語がベースになっており、見たものは落語を知らない人でも自然に興味を持ちました。
当時、寄席には女子高生が押し寄せたそうです。
ジャニーズ系のファンのみなさんです。
これには寄席に出ている落語家の皆さんが驚いたそうですが、結局は、寄席の方が若いお客さんのニーズをとらえられず、一過性で終わった…といわれています。
今回は、どんなふうになるのかわかりませんが、おそらく当時よりは、若者にウケる落語家さんは増えています。
だから、もし押し寄せても、ある程度は生き残れると思います。
でも、そんなことはどうでもよくて…。
このドラマでは、談志師匠のスゴさを再認識していただければと思います。
久しぶりに原作を読んで思います。
「立川談志=破天荒」というイメージがあります。
もちろん、間違いはないのでしょうが、原作から見えるのは、談志師匠の師匠としての側面。
経営者であれば、「弟子の育て方」から社員教育について考えるでしょう。
会社員であれば、「修業の考え方」から、どう考え、どう取り組めばいいかを知るでしょう。
天才であればあるほど、それを他人に教え、育てるのは難しいものです。
だって、教わる相手は天才じゃないのだから。
天才・立川談志がいかにして弟子を育てたか?
その根底にはどんな考え方、方法論があったのか?
この点に注目してドラマを見てみたいと思っています。
放送日は、年末12月28日(月)ですよ。^^
そして、当館では年明けの1月6日に落語会を開催します。
それも、立川流の真打をお呼びして…。
【新春落語+温泉】 第2丁 寄席どうふ 立川こしら師匠 再びの巻
今回のドラマが、落語というライブ会場へ足を運ぶきっかけになれば、うれしいです。
落語は、ライブにかないませんから。
小野川温泉に【 本格貸切サウナ・貸切温泉 】登場!!
(下のバナーから紹介ページを開けます)
登府屋旅館は【 バリアフリーの温泉旅館 】
(下のバナーから紹介ページを開けます)