山形県産ユーカリ100%!SDGsなヴィヒダできました
この記事は7分ぐらいで読めます♪読み応え十分!どうぞお付き合いください^^
ご存じですか?ヴィヒダ
山形県産でできるんですね。
3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。
唐突ですが、ヴィヒダをご存じでしょうか?
サウナーでもご存じない方が多いマニアックなアイテムですが、サウナの本場であるフィンランドやロシアでは庶民に愛されているサウナ必須アイテムです。
写真にある木の枝がヴィヒダです。
干した木の枝を束ねて作ります。
日本では白樺が一般的ですが、ユーカリやオークなど、さまざまな木から作られます。
ヴィヒダは、サウナの中で体を叩いたり、撫でたり、木の香りを感じるのに使います。
ウィスキングといいます。
ですが、よくご存知のないお客様は、「このままの状態で」叩いたりします。
当然ですが、葉っぱが粉々になり、ゴミだらけになります。
とても大切なことを言います。
ヴィヒダは、水で戻して使います!
すごい大事です。
このままやっても、何の意味もありません。
乾燥わかめのように一旦水で戻すと、葉っぱが生き生きと復活し、叩いた時の感触も香りも別物になります。
日本でもヴィヒダを作れないかなぁと模索していましたが、白樺は山形県内ではあまり見かけず、諦めていました。
山形県産のユーカリを発見!
そしたら、なんと県内にユーカリ農家さんがいらっしゃるというじゃありませんか。
ユーカリなんてオーストラリアにしかなさそうなのに、山形で育ててらっしゃいます。
さっそく、現地を伺い、どんな木なのか見せていただきました。
ユーカリは、銀葉の美しい植物。
品種は様々あるようですが、芳賀さんのユーカリは、このタイプでした。
そして、どこかで見たことあると思ったら、生花で見ますね。
ユーカリだったんですね、この枝。
ヴィヒダを作って、使ってみました
さっそく芳賀さんからユーカリを仕入れてみました。
このまま、フレッシュな状態でヴィヒダにするのもありなのですが、日持ちを考えて乾燥させます。
生ヴィヒダを体験してみたい方は、お電話ください。
タイミングよければ、ご用意できるかもしれません。
状態を見守るためにあえてお部屋の一角で干してみました。
最初は、それほどでもなかったんですが、乾燥が進むにつれ、香りが強く出てきました。
乾燥したところで、お試しで使ってみました。
何度もいいますが、乾燥したままのカラカラの葉っぱを使ってはいけません。
必ず、水で戻して、使ってください。
今回は、サウナの水風呂で戻してみました。
すると…。
なんと!
ユーカリエキスが溶け出し、水風呂がシャンパンゴールドに!!
貸切サウナだからできる贅沢。
ヴィヒダだけでなく、ユーカリ水風呂が完成しました。
お客様が、お越しになるまでに水で戻しておけば、こんな感じ。
貸切サウナならではの発明が生まれました。
予約サイトのオプションに加えましたので、事前にお申し込みください。
完全予約制ですので、ご予約ください。
どうしてSDGsなの?
さてさて、なぜSDGsなのか?をご説明します。
生花用のユーカリは、生花で使うにはある程度の長さが必要なのです。
短いものや形の悪いものは、ゴミとして捨てているそうです。
ところが、サウナのヴィヒダは短いくらいがちょうどいいのです。
捨てているものこそ、ちょうどいい。
捨てているものを有効活用できるのです。
しかも、山形県産ユーカリ100%。
とても貴重です。
さらに、山形県産なので輸送コストと環境負荷が低くてすみます。
本場フィンランドから輸入したら環境負荷が大きいですから。
地球にやさしく、捨てられるはずだった枝に新たな役目を与える。
「水曜日の小野川温泉」のユーカリ100%ヴィヒダ。
SDGsの「陸の豊かさも守ろう」につながりますね。
気になりましたら、ご予約時にオプションでお選びください。
また、ヴィヒダの販売も視野に考えておりますのでご希望の際はお知らせください。
以上、ユーカリヴィヒダのご紹介でした。
なんか気になる、行ってみたいと思ったら…
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