小学生向け、ワンピースでわかる「米沢品質向上運動」

この記事は6分ぐらいで読めます♪読み応え十分!どうぞお付き合いください^^

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米沢品質向上運動とは、なにか?

難しいをわかりやすく。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

漢字を並べると、途端に難しそうです。

「米沢品質」について、聞かれたときにどう説明すると納得していただけるかを日々考えています。

今のところ、この説明が一番かなと思いついたのが、「ワンピース」です。

「ワンピース」といえば、大人気の海賊マンガ。
主人公のルフィが仲間を集めて、海賊として、強敵を倒して物語が進みます。

物語の最初で印象的なのが、このセリフ。

名ゼリフ、きたよ

「海賊王におれはなる!」

この目標と海賊船の旗を構えて、仲間集めが始まります。

そうこれこそが、「米沢品質向上運動」です。

そう、なりますよね。
順を追ってご説明します。

米沢藩の歴代藩主のルフィぶり

米沢といえば、どこの小学校の体育館にも2人の肖像画が飾られています。

左が、上杉謙信公。

米沢では知らない人はいない民謡「これぞ天下の上杉節」では、

毘沙門天の旗印
われに勝利をたれたまえ

と出てきます。

謙信公の時代は、戦国時代。
日本各地で戦が行われました。

謙信公は、不義を打つべく、毘沙門天になりかわり戦いたいと私利私欲ではなく、義のある戦にこだわりました。

「毘沙門天に、おれはなるっ!」

ですね。

一方、右の肖像画・9代藩主の上杉鷹山公。

鷹山公の時代は、戦がなかったですが、財政悪化と飢饉で民衆が苦しんでいました。
家督を継いだときの和歌が残っています。

受け次ぎて国の司の身となれば、忘れまじきは民の父母

家督をついで一国の藩主になっても、民の父母としての気持ちを忘れないぞ。

「民の父母に、おれはなるっ!」

ですね。

そうなんです。
歴代の米沢藩主は、「自分はこうするぞ」ということを文字通り「旗印」にして、民衆に見せたうえで政治を行っていました。

現代における企業におきかえてみると

現代において、会社を経営するにしてもいろんなスタンスがあります。

「薄利多売で売上をとにかく出す。」
「利益を最大限に。」
「効率を重視。」
「とにかく、自社が生き残る。」

様々な目標がありますし、どれも否定しません。

ただ外部からもわかるように「〇〇〇に、うちはなるっ!」と公にしているか?

まだでしたらせっかくだから、宣言してみませんか?

その目標が社会に影響を与えて、めぐりめぐって米沢のためになるか?を考えてみませんか?
そして、やってみませんか?

というのが、米沢品質向上運動です。

旗印は自分で決められるので、なんでもいい。
決して、地域ナンバーワンでなくてもいい。

自分の得意とする分野で、自分が頑張れる目標を立てていい。
その目標を旗印に掲げ、みんなに見えるようにして頑張る。

まるで、ワンピースの世界に海賊船がたくさんいるみたい。

ところが、海賊船がてんでバラバラでは、意味がないので、みんなで進む方向は考えようよと。

そして、バラバラだった無数の船が、なんとなく一つの船団っぽくなる。

この船団の名前が「チームネクスト米沢」

その名の通り、「次の米沢」に向けての航海です。
次の米沢をどうするかは、各自でも考え、みんなでも考える。

人や会社が集まって、「自分はこれができる!」と。
ゾロでもいい、サンジでもいい、チョッパーでもいい。

各自の得意分野を持ち寄って、船団が進んでいくイメージ。

それぞれの人や会社が、米沢を構成する1つのピースであり、ワンピース(ひと繋ぎの大財宝)になるってことです。

 

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