バリアフリーの宿っていうわりに…。不都合な真実

この記事は4分ぐらいで読めます♪お付き合いください^^

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4年目の不都合な真実

いよいよです。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

今日から、お盆休みの満室ラッシュです。
おかげさまで、数多くのお客様にご利用いただいております。

その中でも、特に多いのが、「車いすをご利用のお客様とそのご家族」です。

ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始は、車いす利用者が増えます。
普段は、1日2組ぐらいですが、繁忙期は、特に増えます。

今日は、1日で4組。

廊下に持ち込みの車いすが2台

つまり、車いす4台。
貸出用の車いすが足りなくなるほどです。

まさかこんな日が来るとは思っていませんでした。

売れるか不安だったバリアフリー改装

バリアフリー特別室「三軒長屋」。
2014年にバリアフリーに改装しました。

バリアフリー特別室の様子は、こちらから。

このお部屋は、2間続きで定員9名。
以前から広く、人気のあるお部屋だったので、当初は、ものすごく悩みました。

「バリアフリー改装して、果たして予約が入るだろうか?」

車いすの方が、果たして旅行に出かけるだろうか?
出かけたとしても、一泊するんだろうか?
米沢に来るだろうか?

いろんな不安がありました。

ベッドと椅子テーブルのバリアフリー特別室

 

あれから、4年。
そんな不安は、杞憂となりました。

今では、バリアフリー特別室から予約が入るようになりました。

バリアフリーな過ごし方

4年目の不都合な真実

バリアフリー特別室は、当館のお部屋で一番最初に予約が入ります。
平日にもコンスタントに予約が入ります。

バリアフリー貸切風呂

それは、とてもうれしいことです。
貸切風呂のおかげもあるでしょう。

しかし、今日の重なり具合でもわかるように…。
もう、1室では足りなくなってきています。

先々まで予約が入るのは、予約しようとしたらすでに先約があり、仕方なくズラしているということ。

当館は、「13室の温泉宿」ですが、車いすのお客様からすれば、「1室のバリアフリー宿」と同じです。

今日、貸出用の車いすが足りなくなったときに痛感しました。

受け入れ体制が、不足している。
キャパオーバーしている。

今日お泊りのお客様のうち3組の方は、通常のお部屋にお泊りです。
オプションで、ベッドを追加したりはできるのものの、きっとご不便もあるはず。

もう少し、受け入れ体制を強化していかないと!
と思った次第です。

もっと強化できないか、いろいろ考えてみたいと思います。

 

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