2021年の日本を考えてみて!バリアフリー観光でしょ?
この記事は7分ぐらいで読めます♪読み応え十分!どうぞお付き合いください^^
福島でバリアフリー観光の全国大会なう
今日は、お金の話です。
3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。
福島で行われているバリアフリー観光推進全国フォーラムに来ております。
バリアフリー観光って、大変です。
車いすでも使えるトイレや観光施設、宿泊施設の情報がないから。
ネットで調べてもなかなか出てきません。
そして、障がいも人それぞれ。
AさんならOKな施設も、Bさんだと困難なことがあります。
障がいが違えば、車いすの形も変わりますし、できることが変わりますから。
その情報を調べて、各地で整備し、案内しているのが、バリアフリーツアーセンター。
今日は、その全国大会です。
山形にもできましたよ。
山形バリアフリーツアーセンター
でも、情報だけあっても解決しません。
なぜなら、今はまだ、施設数が絶対的に少ないから。
おいしいレストランができました。
でも、あそこは入り口が階段でね…。
あの博物館は見てほしい。
でも、あそこのトイレは狭いし段差でね…。
結局、情報だけ整備しても不十分なんです。
施設が本気にならないと。
そして、可能な施設が増えないと。
施設が本気になるには、どうしたらいいか?
バリアフリーの社会での必要性は確かに大事です。
しかし、それだけでは施設は本気になりません。
だから、説明すべきは…
バリアフリー観光がいかにチャンスのあるマーケットなのか?
です。
バリアフリーのマーケットがどのくらいあるのか?
障がい者って、全国で何%?
その障がい者が旅行するのに、1人で来ると思う?高齢者は日本にどのくらいいると思う?
高齢者が旅先でずっと歩きつづけられると思う?妊婦さんや、赤ちゃんは、バリアフリーを喜ばないと思う?
総合的に考えると、バリアフリーのマーケットは、どれだけあると思う?
具体的な数値が知りたければ、ぜひ一度、中村元さんのお話をお聴きください。
今の日本の観光は、インバウンドで救われています。
「目指せオリンピック!」ですから、インバウンドは大事です。
国を挙げてのおもてなしをしないといけません。
ただ、事業者はオリンピック委員会ではありません。
オリンピックが終わった後も考えなければいけません。
2020年までは間違いなく、右肩上がり。
インバウンドで一直線です。
では、2021年は?
以前、ロシアで、ソチオリンピックがありました。
さて、あなたは、今、ソチにいきたいですか?
もちろん行きたい人はいるでしょうが、オリンピックがあったから行った人が多いはず。
オリンピックが終わったら、外国人はガラッと減ります。
東京や京都はあいかわらず、多いでしょうが、地方は、外国人に不動の人気のいくつかの観光地以外は、ガラッと減ると思います。
だから、次も考えたほうがいい。
次って…?
ご存じですか?
日本は間違いなく高齢社会なんです。
だから、内需に対応すること。
みんな気づいていないチャンス。
中村さんのお話を聞くと、ここに気づかされます。
「車いす?施設改修がいるし、受け入れも大変そうだし、うちはイイや…。」
と思ってしましがちですが、障がいがさまざまであるように100%の施設はありえません。
自分の施設にあった受入れが必ずできます。
だから、まずは、知ってください。
自分がバリアフリー観光をいかに固定観念で見ていたかに気づくと思います。
地方の観光の救世主は、バリアフリーです。
地方ほど、高齢社会なのですから。
高齢でも車いすでも楽しく旅ができる。
そんな宿になるヒントを今日もいっぱいいただいています。
引き続き、全国大会の場を楽しませていただきたいと思います。
全国からエキスパートが集まる場です。
情報交換もとっても大事なんですよ。^^
毎年開催されてますので、バリアフリーに取り組みたい事業者様は、ぜひ一度、お越しください。
いいつながりができますよ。
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