旅館ブログ

結局、ソーシャルメディアほど、選挙に向いてるものないのでは?

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選挙とソーシャルメディア

人生初!立会演説会に行ってきました

選挙ネタって、客商売ではタブーですよね。

こんばんは。

決して選挙ネタではありません…
鈴の宿 登府屋旅館の遠藤直人です。

客商売で、選挙ネタはタブーです。
いろんなお客様がいるなかで、「私は〇〇さんを推しています!」というと不快な思いをされる方もいらっしゃるので。

だから、これは、選挙ネタではないんです。

あくまでも、ソーシャルメディアのネタ。

 

今日は、人生で初めて立会演説会に行ってきました。

これまで、前述の客商売意識により、行ったことありませんでした。
カタチだけの応援より、票を入れるかどうかでしょ、という思いもあったので。

今回は、昨年、山形県旅館組合青年部でのおつきあいや、小野川温泉の青年部ともおつきあいのある方が、県議会議員に立候補なさるということでしたし、場所も小野川温泉だったので参加してみました。

立会演説会=候補者を応援する人と候補者が、話す会なわけです。

 

候補者の応援にコツがあるのがわかりました。

普通の弁士は、候補者を応援する。

優れた弁士は、聴衆に応援の仕方を気づかせ、伝えたい気持ちにさせる。

なんか、格言っぽいですが。笑

 

ソーシャルメディアが、選挙に向いているワケ

選挙活動って、いろいろありますよね。

①ポスターやチラシを貼る。

②選挙カーで名前を連呼。

③電話でお願い。

④戸別に訪問し、握手。

⑤立会演説会や出陣式などのイベントに来てもらう。

 

もっとあるのかもしれませんが…。

基本的に、「顔を売る」がすべてですね。
いかんせん、「考え方、思いを伝える」までいくかというと、⑤以外は、難しいような…。

⑤であっても、政策の細部までは、伝えきれないような…。
細部まで伝えないところが、大衆向けとしては逆にいいのかもしれませんが…。

 

限られた時間のなか、いかにたくさんの人に会い、顔を売るか…。
それが選挙なんでしょう、今までは。

限られた紙面(A3サイズ)にいかにたくさんの商品を並べるか…という折込チラシに似ています。
ひとつひとつの商品にさけるスペースは小さくなり、当然説明もほとんどできない。

これまでの伝統的な選挙スタイルとは、そういうもの。
でも、これからは、違いますね。

 

選挙とソーシャルメディア

候補者も応援者も有権者と直接やりとり、さりげなく見えちゃう

 

ソーシャルメディアで、選挙は間違いなく変わります。

今は、法律上、メールに関してのみ禁止事項があるようですが、ソーシャルメディアは、フリー。
ソーシャルメディアのチカラを知らないのか、わかっててあえて開けてあるのかわかりませんが、使っている人は絶対に強いです。

ブログを書いて、自分の考えをちゃんと伝えたり…。

ツイッターで拡散してもらったり…。

フェイスブックで、常日頃からつながったり…。

タグ付けやコメントで、カラミを伝えたり…。

前述の①~⑤とは、全く違うことができます。

 

特に、常日頃からつながれるのは、大きいです。
見ている人にまで「選挙があるから!」なのか、「常日頃から!」なのか、ちゃんと伝わりますから。

逆に、選挙期間にいきなり友達申請とかフォローとかされると、「うーん…どうなの?」と思ってマイナス印象。

 

商売も選挙と同じ

つくづく思いますが、選挙も商売も似ています。

商売は、自分のお店や商品を知ってもらって、
他の商品ではなく自社を選んでいただき、
買い物という一票をいれてもらうこと。

折込チラシや看板で告知してもよし、
さおだけ屋や焼き芋屋のように宣伝カーで回ってもよし、
いきなり電話をかけて営業してもよし、
いきなり相手の会社にいって、飛び込み営業してもよし、
自社の展示会に来てもらってもよし、なので。

選挙活動と同じようなことを企業もやっています。

もちろん、それで売れることもある。

でも、これからは、厳しくなると思います。

 

どんどん人口が減るなか「100軒まわって1軒売れればいい」というのは、結果を出しにくいから。
また、クチコミが伝わりやすいので、残りの99軒からマイナスの情報が流れやすいから。

それよりも、考えを伝えて、共感していただける方と関係を作って、つながりを育てるほうが、絶対にいいです。

「最大の票田である高齢の方は、ソーシャルメディアなんてやってない…。」
ということもあるでしょう。
でも、その家族は、やっているかもしれない。
そしてなにより、投票にいっていない若者たちを投票所に向かわせられれば、新たな票田を作り出すことになります。

選挙についてはともかく…。
「バリアフリー特別室」がウリで高齢者がメインのうちですら、ソーシャルメディアのおかげで、結果的に高齢者にもどんどん広まっています。

 

実は、今日もフェイスブックからご予約をいただきました。
「バリアフリー特別室を見てみたい」ということでした。
もちろん、お見せします。チェックアウト後に、こっそり…。

ただ泊まりたいのではなく、自分の考え、宿の方向性に共感してくださって、わざわざお越しくださるお客さま。

そういう方とつながることが、一番です。
そして、そういう方が、いつしか「常連さん」と呼ばれる存在になっていくのでしょう。

結局は、つながり作り。
商売も、選挙もいっしょですね。^^

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。