旅館ブログ

伝統の開湯祭にも温泉むすめ。神様ですしね

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小野川温泉の温泉をテーマにしたお祭り

834年から湧いてます。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

小野川温泉の開湯は834年。
あの小野小町が湯を見つけたと伝わります。

1100年以上も湧いている温泉です。

実は、この辺り、吾妻山に降った雨がしみこんで、伏流水のように湧いてくる場所なのです。
ですから、3mも掘れば、温泉が出ます。

残念なことに、3mです。
3mは現在の技術をもってすれば、すぐです。

ボーリングではなく、ショベルカーでいける深さです。
ですから、当館の浄化槽の設置工事で掘ったら、温泉が出ました。
でも、温泉採掘のための工事はないので、埋め戻しました。

そういう土地柄。
なんとなく、ずっと昔から湧いてるんだなーと実感してます。

今年の開湯祭は?

毎年、源泉協同組合が中心となり開催している、開湯祭。

祈祷に始まり、餅まきや餅ぶるまいが行われ、時間限定で各宿の入浴料は百円になります。

温泉の神様に感謝し、温泉に感謝し、お客様と一緒に喜ぶ日です。

薬師堂の格子も外され、中で祈祷が行われます

法螺貝のなる厳かな雰囲気の中、祈祷が行われます。

そこになんと!

小野川小町ちゃん!

普段は、甲子大黒天にいる村上奈津実さんのサイン入り小野川小町ちゃんが、薬師堂に出張し、祈祷に参加。オヤシロ渡りです。

女子高生に見えますが、温泉地の神様という設定ですから。
小野川温泉の神様として、参加していただきました。

温泉を見つけたのも小野小町ですし、小野小町がお薬師様を祀って作ったのが薬師堂ですし、全てがしっくりきます。

お神酒…ではなく…

祈祷の後は、お札が配られ、お神酒のようなものが振る舞われます。
お神酒のようなものは、お神酒のような作法でいただきますが、中身は温泉です。

小野川の温泉をみんなで飲む。

飲泉ができる小野川温泉ならでは。
ハンドルキーパーさんも飲み放題です。

そして、餅まきが行われ、餅ぶるまいと、餅づくし。

餅まきの餅には、番号が書いてあり、景品が当たるという。
なんとも豪勢なお祭りでした。

一位は、ニンテンドースイッチライトと、テレビ。

そして、各宿のお風呂は100円という。
めっちゃお得。

一年で一番お得な日でした。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。