旅館ブログ

新元号「令和」に想う。

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新元号に寄せて

ついに決まりました!

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

新元号「令和」。

いい元号です!

衝撃的に、いい響きの言葉でした。
いかにもな言葉が出てくるのかと思いきや、スタートがラ行。
素晴らしい音のセンス。

音を聞いて、最初に連想したのは、こちらです。

「いとしのレイラ」

エリック・クラプトンが歌っているあの歌です。

そして、次に連想したのが、こちら。

ラララーラララ、令和♪

やはり、ラ行が、際立つネーミング。
音楽の世界では、サビにラ行を使って、印象深くすることが多いので、この2曲が思い出されました。

それでいて、出典は、「万葉集」。
やはり、歌の世界からの引用でした。

音といい、漢字といい、素晴らしい元号です。
私は、気に入りました。

新元号から受け取ったメッセージ

さて、勝手ながら、新元号から受け取ったメッセージを私なりに書いてみます。

テーマは、「メンタルで戦後レジームからの脱却」

出典は、中国の古典ではなく、日本の古典、それも歌集。

初春の令月にして、気淑(よ)く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす

これだけでシビれます。
あえて歌集にすることで独自性を出してます。

漢字は、中国が本家かもしれないけど、日本には日本の文化があるんだという心意気を感じました。
大化の改新で自分たちで元号を作った時くらい、一歩踏み出してます。

戦後の日本は一億総懺悔に始まり、高度成長を成し遂げるもバブルで調子に乗りすぎちゃって、反動でデフレで落ち込んで、自虐的になってきました。
どうせ日本人なんて…というテンションが感じられた。

それが、数々の災害を通して、日本人の良さを再発見し、これは再評価できるんじゃないか、と薄々感じていた。
ただ、自虐的な雰囲気は、ずっと残っていた。

今回の元号は、それを払拭してくれた気がします。

悠久の歴史と薫り高き文化、四季折々の美しい自然。
こうした日本の国柄を、しっかりと次の時代へと引き継いでいく。
厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人ひとりの日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。
そうした日本でありたい、との願いを込め、「令和」に決定いたしました。
文化を育み、自然の美しさをめでることができる平和の日々に、心からの感謝の念を抱きながら、希望に満ちあふれた新しい時代…

この辺りの解釈は、とてもいいですよね。

国民一人一人が、それぞれの花を咲かせる。
文化を育み、自然の美しさを愛でる。
心からの感謝の念。

日本人は、素晴らしい。
自分たちは、日本人だ。

そんな誇りを持って、新しい時代を切り開く。

私個人としては、そんなイメージで読み取らせていただきました。

テクノロジーの変化で劇的に環境が変わるなか、しなやかに軽やかに誇り高く過ごしていきたいものです。
五月から、楽しみです。

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。