旅館ブログ

バリアフリーの弱点。1階のトイレは、横幅がギリギリ。

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ブルーペイント大作戦で改めて実感

うちの弱点。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

バリアフリーの弱点シリーズ。

先日のブルーペイント大作戦で、再認識しました。
車椅子の方が多い日でした。

普段、車椅子のお客様は、バリアフリー特別室をご利用いただきます。
室内のトイレは広く、介助もしやすい。
そういう作りにしてあります。

しかし、当館のバリアフリートイレは、この室内のトイレのみ。
すると、その部屋が使われている場合のトイレは、こちらになります。

1階の男子トイレ

ギリギリなんです。

ハンドリムのある車椅子だと、ギリギリ。
ギリギリですけど、通れます。

でも、その先には、手洗い場が飛び出していて、通りにくい。
当初は、バリアフリーをここまで意識していなかったので仕方ないですが…。

奇跡的に、スリッパを脱ぐところは段差なく、フラット。
これが唯一の救いです。

でも、入り口の幅といい、通路の幅といい、ちょっと使いにくい。

通ることは、通ります

トイレって、大事

バリアフリーにおいて、一番大事なのは、トイレです。

いつ必要になるかわからない。
いざ必要になったら、緊急事態。
そして、なかなか探すのが大変。

2014年にバリアフリー特別室を作ったときには、こんなに車椅子の方がいらっしゃるとは思っていませんでした。
でも、今、ここまで増えてくると、トイレもなんとかしないとと思うようになりました。

最近は、介護施設の遠足など、車椅子の方がたくさんいらっしゃる団体もご利用いただきます。

トイレへの配慮。
旅館だけでなく、観光施設でも、公衆トイレでも、バリアフリーになっていれば、車椅子利用者の旅行先に選ばれるようになります。

選ばれるようになる。
これが大事。

弱点は、弱点と受けとめつつ、ソフトでできる点、ハードでできる点、すぐにはできない点。
見極めつつ、できることをお伝えしていきたいと思います。

トイレ、なんとかしたいっ!^^

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。