旅館ブログ

立川談吉さんもミスった。山形新幹線、最大の注意点。

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山形新幹線の乗る際の最大の注意点 

初めての方は、ご注意ください。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

山形新幹線の常識。
それは、あまりにも常識すぎて、誰も語りません。

よって、初めての方は、間違ってしまいます。

先日、落語会のために東京からいらした立川談吉さんも見事に引っかかってしまいました。

出発して向かっていると聞いてから、随分遅い。
メッセージをしてみると、「乗り間違った」という。
乗り間違えるって、東京の地下鉄とかかなと思ったら、これでした。

山形新幹線は、「つばさ」

山形新幹線の名前は「つばさ」です。

東北新幹線は、「やまびこ」です。

同じ列に書いてある

山形新幹線「つばさ」と東北新幹線「やまびこ」。
同じ場所に書いてありますね。

一番上。どちらも10時発。
新幹線は、「時間までにホームに行って、乗ればOK」と思ってしまいますが、そうじゃないんです。

山形新幹線の場合、こうなっています。

奥がつばさ、手前がやまびこ

つまり、2つの全く違う新幹線が合体しているのです。
切り離しポイントは、福島です。

ですから、同じホームにあるからと東京駅で間違って「やまびこ」に乗って、福島を過ぎると着くのは「仙台」となります。

山形に行くはずが、宮城県に行ってしまう。
恐ろしい話です。

私の友達でも2人ほど、このワナにかかっています。
山形の人にしてみれば、あまりにも常識なので「やまびこに乗っちゃダメだよ。つばさに乗るんだよ。」なんて言いません。

福島の手前で気づいて、駅でやまびこの車両を降りて、つばさの車両に移動しないといけないのです。

冒頭の落語家・立川談吉さんが、間違いに気づいたのは、福島を発車してから。
仕方なく、仙台まで一度行って、仙台から福島に戻り、また米沢に向けて戻ってくることになりました。

大変なタイムロスになるので、お気をつけください。

談吉さんのおまけしくじり

つばさ乗り違えで大幅にタイムロスした談吉さん。

実はこの後、さらに大きな事故に巻き込まれ、さらに大幅タイムロスとなります。

そうなんです。

ちょうど米沢の先の駅までのレールが、曲がったんです。
原因はわからないものの、レールが曲がってるので新幹線は、いったん米沢駅でストップ。

談吉さんが乗った新幹線の一本前の新幹線は、米沢駅へ。
談吉さんが乗った新幹線は、米沢の一駅手前の関根駅でいったん停車となりました。

関根駅では、ドアは開けられないので、米沢駅に着くまでは、カンヅメ。

幸い、1時間くらいで米沢までは動きまして、なんとか到着することができました。

これを聞いた、ファンの一人が…。

「談志師匠きちゃったんじゃない?」

談志師匠の最後の弟子である談吉さん。
談志師匠もことのほか心配していたそうで、「談吉、初めてのところに行くときは、ちゃんとしろぃ!」ってことで、レールを曲げたらしい。

「んなことあるかぃ!」
と思いますが、談志師匠にレール曲げられたと言われちゃ、なにも言えません。

そんなわけで、話を戻しますと、山形新幹線に乗り違えませんよう、ご注意くださいませ。

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。