旅館ブログ

どうしてエクスマなのか?自分だけのかけ算を求めて

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2009年2月16日からずっとエクスマ

計算問題シリーズ第3弾は、かけ算。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

エクスマに出会ったのは、2009年。
かれこれ9年。
ずっと学んでいます。

エクスマとは、エクスペリエンスマーケティングの略。
ですから、マーケティングのお勉強なのですが、実際には、経営者としての考え方とか、あり方の部分が大きいです。

知識をつけるというより、体現するもの。
だから、セミナー受けて勉強して終わりってわけではありません。

なんていうと、引かれるかもしれませんが、私の当初の動機は不純でした。

「なんてパクれるセミナーなんだ!」

エクスマとの出会いは、楽天トラベルさんの新春カンファレンスという会合。
仙台に楽天トラベルの提携宿が集まり、総会をしたり、セミナーを聞いたり。

不勉強で申し訳ないですが、藤村正宏先生については、本も読んでおらず、セミナーがファーストコンタクトになりました。
衝撃でした。

今考えると、本を読んでなくて最初がセミナーでよかったと思います。
予備知識なしでエクスマセミナーを受け、驚きました。

それまでの私は、たくさんの様々なセミナーを受けていました。
ですから、セミナーの種類を2つに分けていました。

①単なる知識を教えてくれるセミナー。
納得はするが、漠然として自社に活かすにどうしたらいいのかわからない。

②具体的な手法を教えてくれるセミナー。
手法を教えてくれるものの、核心部分は明かされなかったり、システムを購入しないと使えなかったり。
要は、セミナーの形をした営業。

どちらのパターンでも具体的に行動できない。

それが、エクスマは違いました。

事例が詳細で豊富。
どの事例もお金がかからない。
先生自ら「パクっていいよ」と言っている。

えー、パクっていいんですか?
ならパクります。

そして、できた宿泊プランがいきなりのヒット。
全国ネットのテレビ番組に取り上げられまくるほどで、ビックリしました。

震災を乗り越えられたのはエクスマのおかげ

私の人生でもっともエクスマに救われたのは、2011年の3月です。

東日本大震災でありえないような被害と信じられない過酷な状況になりました。
米沢は、被災地と比べたら全然ですが、でも影響は大きく、今も尾を引いています。

ただ、当時2011年の3月はそんなレベルではなく、明日どうなるかわからない中、果たして何をすればいいのか?を悩んでいました。

旅館は、先の見える商売です。
予約がなければ、お客様が泊まることはありえません。

予約帳は、真っ白。
泊まる人がいない未来。

「何かできないか?」「どうすればいいか?」と作ったのが「米沢八湯」でした。
正解かどうかまったくわからないながら、当時は米沢八湯を組織化し、プランを作りました。

旅館もキツいけど、温泉街もキツい。
地域全体がキツい。
被災地だってキツい。

エクスマで教わった視点をフルに使ってたどりついたのが、2泊5食
全体未聞のプランです。

なか日の昼は旅館ではなく、外で食べていただく。
おみやげなども買える金券や、被災地への義援金も含む。

今思えば、信じられないプランですが、結果的には、多くの方が泊まりに来てくださいました。

SNSが登場し、エクスマも進化

事あるごとに支えられているエクスマ。
同じセミナーを何度聞いても違う気づきがあるのが不思議です。

私が最初に聞いたセミナーは、POPやチラシ、名刺やホームページなどの作り方がメインでした。
しかし、現在はそういう事例はほとんど出ません。

SNSがメイン。

だって、自分自身で考えてみればわかりますよね。
チラシって、見てないもん。

仕事柄、宿に新聞を一応おいてます。
毎朝、触っています。
でも、チラシは開きもせずにゴミへ。

新聞だけをロビーに置きます。

これではどんなに素晴らしい、感動的なチラシだったとしても目に留まるはずがありません。

そう、SNSについて知らないとこれからの時代、というか、すでにかなり危険です。

米沢でエクスマSNSセミナー

この度、米沢に藤村正宏先生をお呼びできることになりました。

SNSのセミナーと言っても、テクニックは出てきません。
ツイッターの使い方、フェイスブックの使い方、そういうのは調べればわかりますから。

もっと根本的なところがわからないと使い方だけわかっても意味がないよ、という根本の部分。

では、その根本とは?

私にとっては、「好き」と「仕事」のかけ算
これを今、追求というか、研究しているところです。

先日のブログで引き算の話をしました。
「この仕事で世の中の役に立つ!」という引き算をして、お仕事を絞る。
でも、それだけでは、おそらく残れません。

さらに、自分らしさをかけ算。
それこそが、「好き」なこと。

かけ算が完成すると、その人にしかできない仕事。
唯一無二の仕事ができるようになる。

エクスマを続けるわけは、きっとココなんでしょう。

藤村先生から直々にコメントいただいちゃいました

今回のテーマは、「今の時代にあった集客術」

まずは、自分自身を今の時代に合わせること。
その先には、自分しか作れない時代があります。

米沢八湯 SNSセミナー&ワークショップ

セミナーとワークショップで一気にジャンプアップしてください。
視点が変われば、見え方も感じ方も変わりますよ。

あ、セミナー前後のお泊まりは、ぜひ米沢八湯へ。^^

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。