旅館ブログ

車いすでも紅花染め体験。わくわく館

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車いすでもラクラクの体験

旅館に行くから、旅行に行くへ。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

ゴールデンウィークに入り、米沢では上杉まつりが始まりました。
例年、多くの人出で賑わい、クライマックスの川中島の合戦では、戦国時代にタイムスリップしたかのような戦国ショーをご覧いただけます。

さて、そんな米沢のキャッチコピーといえば「上杉の城下町」

上杉のイメージがあります。
そして、米沢とつく言葉で最も知られているのが、「米沢牛」

ブランド牛として、ご存知の方も多いはず。

そんな米沢のもう一つの大きなブランドが「米沢織」
上杉鷹山公の時代からずっと伝わり、今も高級な工芸品としてブランドになっています。

そんな米沢織。
「和服とかよくわかんない。興味ない」と関心を持たないのは、もったいない。

実は、この和服に関心がなかった人の一人が、私自身です。
なかなか知るきっかけがなく、言葉は知っているけど、中身をよく知らないまま大人になりました。

実際に物に触れ、自分で使ってみるとこんな素晴らしいものはありません。
というわけで、そんなきっかけは、まず体験から。

米沢織を体験するのにいい場所があるのです。

染織工房わくわく舘

織物の世界に触れる大人の社会科見学

織物といえば、織るわけです。

糸を染めて織る。
ですから、施設の中には、たくさんの糸が。

これを見てるだけでも楽しい

その糸を織るのが、こちら。

昔話に出てくるあれ

実際に、コースターなどで織体験もできます。

プロが作るとこうなります

車いすでも楽しめる染め体験

車いすでも楽しめるのがこちら。

染めの体験です。

紅花染体験

草木染めといってもいろいろあります

草木染めは、いろんな材料を使います。
絵の具のように様々な色合いを出しますが、やはり一番山形らしいのがこちら。

紅花染の材料

そして染めるとこうなります。

紅花染のハンカチ

このハンカチ、特徴的な白くなっている部分は、洗濯バサミを挟んだり、紐で縛ったりして、作るのです。
ですから、お子様でも簡単にこの幾何学模様が作れてしまいます。

さらに、車いすでも最大のオススメポイントがこちら。

トイレの充実です。

広くて使いやすい車いすトイレ

昔ながらの伝統的な工房は、古い和風建築が多い。
当然、あまりバリアフリーでないのですが、こちらは、バリアフリーが充実しています。

車いすでもラクラクで楽しい体験ができますよ。

そんなわけで今回は、取材のみでしたが、いずれ織体験をやってみたいと思っています。

小野川温泉からは、車で15分。
すぐ近くに上杉家の歴代のお殿様のお墓「上杉御廟所」があります。

オリジナルのハンカチ作り、楽しいですよ。^^

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。