旅館ブログ

段差があってもいいの!情報ナシが問題

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じゃらん バリアフリー旅
  1. じゃらんのバリアフリー調査

でしょうね。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

衝撃の!って言うわけでもないですが、当然の結果が出てきました。

車イス・足腰が不安な方も91.7%は旅行がしたい! 障壁は情報不足

 

調査結果は、こうです。

車いすや足腰が不安な方の91.7%が「旅行したい」

旅行に際して、94.7%が「情報不足」と感じている

問題は、段差の有無ではない

バリアフリーの宿として、私の口から言うとなんか上からっぽくなるので気をつけないとなんですが…。

バリアフリーじゃない施設だって「できることならしたい」と思っていると思います。
でも、全てバリアフリーにするのは、とても大変。
お金をかけて直せればいいですが、構造的にそもそも無理な場合もあります。

だから、段差は仕方ないんです。

無理してすべての施設がバリアフリーにしなくてもいいとすら思います。
できる限りは、してほしいですが…。

それよりも大事なのは、情報を出すこと。

玄関前に30cmの段差があります。
階段で10段あります。
客室は2階ですが、エレベーターありません。

情報が出ていれば、あとは利用者が判断します。

「30cmの段差ならなんとかなるかも…」と言う人もいれば、「だったら今回はあきらめよう」と言う人もいます。
だって、障がいは人それぞれですから。

施設にとっては、マイナスな情報になるので勇気がいります。
でも、出したほうがいいです。

「無関心な施設」よりも「関心を持ってくれている施設」と好評価になりますから。

正直、完璧なバリアフリーは存在しません。
障がいが人それぞれである以上、同じようなバリアフリー施設でもAさんには良くてもBさんには今ひとつということが起こります。

それでいいんです。
完璧はないと思いつつ、現状の情報を正確に伝える。

あとは、選んでいただくしかありません。

考えて選ぶ材料がないのが現状です。

そんなわけで、今回の「じゃらん」の特別号は、よくまとまっています。

じゃらん バリアフリー旅

この表紙です!

付録

付録がコチラ

メガネ装着

付録を組み立てると…360度みえます

じゃらん

当館も掲載されています

情報不足解消。

バリアフリー工事より、実はそちらの方が大事なんです。

「でも、どうしたら?」という時は、こちらにお問い合わせください。

山形バリアフリー観光ツアーセンター

山形のバリアフリーのトップランナーですから。

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。