旅館ブログ

数字トリックを見破れ!第6回 寄席どうふ 立川こしらの巻

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立川こしら

初心者のための落語会もついに第6回

おかげさまで半ダース。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

落語会の翌日は、心ここに在らず。
「昨日は楽しかったなー」という寂しさしきりです。

今回も、立川こしら師匠は、キレッキレでした。

まくらは、カツ丼の話。
まくらとは、本題の落語の前に話す雑談のような時間。

いろんな話をしながら、その日のお客様の傾向を掴み、どんなネタにするか探る時間です。

この日は、「カツ丼」。

こしら師匠のすごさを目の当たりにしました。

通常なら、「すごくうまいカツ丼」もしくは「ありえないほど、まずいカツ丼」を食べた話ならネタになる気がします。
ところが、この日の話題は「普通のカツ丼」を食べた話。

ネタの要素がなさそうですが、これぞ話芸。
うまいこと話して、笑いをとっていきます。

ついつい「ネタが…」と思ってしまいがちですが、普通の材料も料理人次第でちゃんとネタになるんですね。

立川こしら

お泊まりのお客様も多数参加いただきました!

有名落語ベスト3に入る「時そば」

この日の1席目は、「時そば」。

前日、NHKの「超入門!落語・ザ・ムービー」で再現された「時そば」。
「寿限無」「まんじゅうこわい」と並ぶ、最も有名な噺の一つです。

ちょうど一年前、第1回の「寄席どうふ」でも「時そば」。
同じ落語家さんの同じ噺ですが、ちょこちょこ違うところがあるのが落語の面白いところ。

聞いた人にしかわかりませんが、「幸せ」のくだりが好きです。

この噺、当時のお金で1文かすめとる話です。

食い逃げするわけでもなく、うまいことやってたった1文かすめとる。
悪いことなんですが、憎めない。

今回も笑わせていただきました。

数字トリックの王道「壺算」

初めて聞いたとき、なんでそうなるのかわかりませんでした。

「壺算」は、数字トリックの話です。

壺を買うにあたり、いかに値切るのか?
これまた、盗むわけではなく、店主をケムにまいて、安くしちゃう。

普通なら、ここで終わるのに!というところで師匠のサービス。
途中から新たな展開になりました。

小僧さんが出てきて、さらにもう一つの数字トリックが!

初めて聞いたので、トリックがなんでそうなるのかわからず、モヤモヤ。
話が終わってからも、「あれ?どういうこと??」となりました。

いやー、さすがこしら師匠。
もうひとひねりが効いています。

寄席どうふ

この日の記念撮影コーナー

落語を身近に!参加者と主催者募集!

「寄席どうふ」。
第7回も、もちろん開催しますよ。

もし落語会の開催や参加にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

電話でもツイッターでもフェイスブックでも。

こしら師匠がいらしたときにぜひもう一箇所、足を伸ばしていただくようお願いしてみますよ。

1年間で6回開催した「寄席どうふ」。
また来年もよろしくお願いします。

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。