旅館ブログ

「杖忘れ」ならぬ、ぎっくり腰の「車椅子いらず」にビックリ!

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ご存知ですか?「杖いらず」

そんな言葉があるんですよ。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

「杖忘れ」の湯という言葉があります。

温泉に来るまでは、杖なしでは歩けなかったのに、温泉に入ったら元気になってシャキシャキ歩き、杖を忘れて帰ってしまう。
そんな意味です。

ホントか?
と思うかもしれませんが、ホントです。

当館でもよく見かける光景です。

そして、今日、新たな光景を目撃しました。

それが…

ぎっくり腰の車いすいらず

お連れ様が駐車場で「車いすを貸してください」とオーダーされました。

ご本人様は、ぎっくり腰で歩くのもままならない様子。

すぐに車いすに乗っていただき、わたしがスロープを押して、お部屋までお手伝いしました。
お部屋でも痛そうにしながら、車いすから椅子に移乗し、過ごしておられました。

ぎっくり腰

一晩で「脱」ぎっくり腰!

そして、翌朝。

チェックアウトすべくフロントの前で車いすを押しながら歩いていました。

昨日、車いすに乗っていたのに…。

「え?同じ方?」
内心ビックリしました。

お話を伺うと、3回お風呂に入ったら調子が良く、歩けるようになったそうです。
さらに、持病のリウマチも具合がいいとのこと。

温泉のパワーって、スゴいですね。

小野川温泉は、あったまりの温泉なので「五十肩」はじめ関節系の痛みには随分効くようです。

あまり書くと薬事法が…みたいな話です。

でも、実際に入ったお客様がたくさんよくなっていますから、間違いないと思います。

関節の痛み→温泉、と連想させられない不甲斐なさ

この話をフェイスブックにアップしたら、とても反響が良かったです。

そして、口々に知らなかったと言われました。

「ぎっくり腰になったら、医者に行こう。」
とは思っても、
「痛みを和らげるため、温泉に行こう。」
とは思いませんもんね。

たしかに。

わたしも思いません。

「もっともっと温泉の力をお伝えしなくちゃならないんだな」と実感しています。

関節の痛みや不妊など、温泉のおかげで楽になったというお話は、かなりお聞きします。
が、前述の薬事法うんぬんと思ってしまって、なかなか出せずにおりました。

これからは、お客さまの声をうまく聞き取りながら、一つの声として伝えていきたいと思いました。

それにしても、今朝の体験は、見ていたわたしが衝撃でした。

もっとたくさんの方にこの体験をしていただきたいっす。

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。