旅館ブログ

エアレジに思う、無料なワケと現金はいつまで?

18views

エアレジ

機械ではなく、アプリで解決する時代

レジといえば、専用機、でした…。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

ちょっとお仕事ネタ。

エアレジ、ってご存知ですか?

iPhoneやiPadがレジになるアプリです。
レジにつきものの、レシートを打ち出す機能は、別売りのプリンターをつなぎます。

クラウド型のレジ。

レジデータは、ネット上なのでどこからでもアクセスできる。
便利なアプリです。

そんなアプリが、なんと無料。

衝撃です。

 

エアレジ

なんと無料ですよ!

でも、開発しているのはあの会社。
旅行業界や結婚式場業界が、お世話になっているあの会社。

あの会社といえば、最初は、無料で雑誌を作ったり、告知を手伝ってくれてから、シェアが決まった頃、有料に切り替えるというビジネスモデルをずっとやってきました。

だから、どうしても「あとあと有料にする気でしょ?」と疑心暗鬼になってしまいます。

その話を、開発された方としてみました。
そしたら、驚きの答えが…。

「ずっと有料にすることはありません!」

「いやいやいや、ホントですか?ずっとですか?」

「ずっとです。」

「えー、どうやって儲けるんですか?」

「実は…。」

そうなんです。

アプリの手数料をチャリンチャリンと小さい金額を集めるよくあるモデルはなさらないそうです。

代わりにどこで稼ぐのか?
「クレジットカード手数料」だそうです。

実は、現金の代わりに使っているクレジットカードは、手数料をお店がカード会社に支払っています。

そこで儲けるそうです。

現金がなくなる日が来るかも

この話を聞いていて思ったのが、現金について。

もしかしたら、数年後には、現金は持たなくなっているかもしれない。
もうそういう人がいらっしゃるでしょうが、それが世の中の常識になるかもしれない。

スマホが財布がわり。
クレジットカード1枚、財布がわり。

当の財布は持っていない。

「財布がわり」だけで生活するのは、そう遠くないと思いませんか?

「今日、財務省の造幣局で最後の仕事が行われました。
今まで私達の生活を支えてきた硬貨や紙幣ですが、近年、使われなくなってきたことを受け、ついに製造を中止しました。」

ありえます。

そして、電子マネーだけの世界に。

結婚式のご祝儀も、葬式の香典も、すべて電子マネー。
「風情がない!」と言われるかもしれませんが、現金だと裏方が大変なんです。
そういった手間もどんどん無くなります。

ゆくゆくは「現金触るの10年ぶりだわ」とか。

今はまだ実感のない方もいらっしゃるかもしれませんが、どんなに風情がないといっても変わるものは変わります。

そして、手紙の方が風情があるとわかっていてもメールを使うようになるのです。

現金の未来。
これもまた楽しみです。

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。