旅館ブログ

旅館の若旦那が「落語」を体験。セミナーという名の落語会

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立川こしら

「やまがた若旦那」のスピンオフ?!

「和」のヘビロテです。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

「やまがた若旦那」創刊以降、山形の若旦那衆は「和」に関わるべく邁進しております。

和服

旅館の女将さんといったら、着物。
そんなイメージがあります。

しかし、和服を着れる旦那や若旦那は、稀です。

作務衣を着ることはあっても、和服はめったに着ません。

そんな若旦那衆。
今までどんな順番で何を着て、どんな小物のがあるのかもよく知りませんでした。

茶の湯

第2弾として、有志で茶の湯を教わっています。

茶道は、和の文化のなかでもおもてなしの哲学の中心にある存在。
茶道から派生して、旅館のなかのサービスになっているものもたくさんあります。

そんな茶の湯。
月2回のペースで教わっています。

落語

そして、第3弾として企画したのが、「落語」です。

なんとなく知っているようで、生で聞いたことがないのが落語です。

立川こしら

立川流の真打を招いての落語セミナー

この度、山形県旅館ホテル生活衛生同業組合青年部では、落語を題材にセミナーを企画しました。

まずは、寄席の雰囲気を味わってもらえるような工夫を…。
ホワイトボードやプロジェクターはなく、舞台には高座。

出囃子とともに落語家さんが登場し、マクラから落語を一席披露していただきました。

最初のお噺は「あくび指南」。
長屋の2人の男が、あくびの仕方を教わる話です。

セミナーということもあっての指南ネタだったのでしょうか。

演じるは、立川流の真打・立川こしら師匠。

かなり激しめの「あくび指南」でした。

まず、この一席で「落語って、こんな感じだよ」というイメージを持っていただきました。

普通なら、オチを言って、高座を降りるところですが、そのまま座っていただき、セミナーへ。

「落語とは、どんなものか?」

「和の文化とは?」

「日本人のスゴさ」

そんな話や、師匠がなぜ落語家になったのか?というお話。

はては、ビジネスを展開するうえでの可能性をどう作り出すか?という落語からしらぬ話も。

しゃべりっぱなしのまま、2席目の「元犬」へ。

神社の境内に住んでいる犬が、人間に変身してしまうというファンタジーなネタです。
師匠らしい味付けで2席目も満喫しました。

セミナーというと堅苦しいですが、これもまたセミナー。

落語という未知の文化を若旦那衆が、体感しました。

今回いただいたヒントをどこかでなにかにつなげたいなーと思った、いい感じのセミナーでした。^^

あ、落語で笑ってただけじゃないですよ。笑

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。