旅館ブログ

「けんぼー」こと加藤健一氏によるバリアフリー診断

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バリアフリー診断

車いすのけんぼーが見にきてくれました

もちはもち屋です。

こんにちは。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅をお手伝いしています。
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

車いすのけんぼーこと加藤健一さん。

難病の筋ジストロフィーを発病し、車いすで生活なさっています。
そんな彼は、グラッティチュードという団体を立ち上げ、「ブルーペイント大作戦」と題したイベントを開催。

様々な施設の駐車場に青色の車いす専用駐車区画をペイントしています。
第1号は登府屋旅館の駐車場でした。

当館が、バリアフリーや車いす利用者の受け入れを行うにあたり、様々なご意見をいただいた専門家でもあります。

それでいて、車いすのままパラグライダーを飛んでみたり、常に前向きでアクティブで前代未聞な活動を行っています。

そんな彼の新たな事業が…。

バリアフリー診断

けんぼーのバリアフリー診断

 

バリアフリー診断です。

 

バリアフリーは健常者の思い込みであってはならない

「スロープにすればいいんでしょ?」

「手すりをつければいいんでしょ?」

「段差がなければいいんでしょ?」

健常者は、そんな思い込みをしがちです。

しかし、これが一番危険です。

なんとなくバリアフリーだと思って直したら、逆に使いにくかったりします。

そうならないための専門家による事前診断。

今日は、けんぼーの立ち合いのもと、本多建設さんといっしょに館内を見てまわりました。

私の思い込みがガラガラと崩れるシーンがたくさんありました。
自分では思いつかないスペースの活用法がいくつも出てきました。

なるほど、たいしてお金をかけなくても、ハードの改修をしなくても、ちょっとしたアイテムで使い勝手をよくするコツも教わりました。

 

けんぼー、スゲェ。

今回、最大の衝撃は、「段差ゼロが最強!」と思っていた私に「実は、小上がりのようなスペースが何かと便利で寛ぎやすい」と。

小上がり=大きな段差です。

作りようによっては、その大きな段差が段差ゼロより使いやすいのです。
バリアフリー、奥が深いです。

このけんぼーのバリアフリー診断。
もちろん有料です。

気になる方は、コチラからお問合せください。

けんぼーが代表をつとめる「グラッティチュード」

 

そして、今月は、けんぼーが、バリアフリー界のカリスマ 中村 元 氏を招いて講演会を開催します。

それが…

バリアフリー観光推進山形大会のお知らせ

なんと、わたしもちょっとお話します。
ぜひぜひ、この機会にバリアフリーのことちょっと考えてみてください。

ハードを直さなくてもできることって、たくさんありますよ。^-^

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。