旅館ブログ

漬物割!聞きなれぬ割引に赤倉の誇りを知る

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三乃亟

赤倉温泉の三乃亟(さんのじょう)でも落語会

やっちゃいました!

こんにちは。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅をお手伝いしています。
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

軽いノリでやったら、大盛況でした。

1月6日、「お正月だし、落語会でもやろうかな…」
軽いノリでイベントを立ち上げました。

当館での2回目の落語会。

おかげさまで、地元の方からお泊りの方まで幅広く集まっていただきました。

イベントを立ち上げるにあたり、「せっかくだから、赤倉でもどうよ?」とお友達の若旦那に声をかけてみました。

落語が好きな、赤倉温泉 三乃亟の高橋治くん。

フェイスブックでイベントを作ったり、チラシを配ったり。
なんとなく開催して、ふたをあけたら、30人の大入りでした。

 

三乃亟

左から 立川仮面女子、若旦那・高橋治、立川こしら

 

せっかくプロの落語家さんを呼ぶんだから、前後して周辺で落語会を開催する。

山形の旅館としては、初のシェア落語。

やってみたところ、とてもいいです。
ぜひ、旅館じゃなくても、落語会をやってみたい方、お声掛けください。

うちでお呼びした前後で段取りしましょう。

今回は、私が運転手代わりに赤倉温泉まで師匠をお連れしました。

この日の演目は…

立川仮面女子 「与太郎噺」

立川こしら 「子ほめ」「短命」

会場には、1歳にならない赤ちゃんもいて、「子ほめ」にぴったりの雰囲気。

また、子どもやお年寄り、女子高生もいたので、「短命」は、いつものエキセントリックなバージョンではなく、割合オーソドックスな果汁30%でした。

まずは、初回ということで、ご挨拶がわりの平和な落語会でした。^^

 

漬物割という謎のシステム

今回の赤倉温泉での落語会、チラシを見てびっくりしました。

チケットの割引に「漬物割」があったのです。

普通は、前売券か、当日券か。

前売券がちょっと安い。

 

赤倉温泉では、漬物割。

自分でつけた自慢の漬物を持ってくると、安くするって…。
もはや、ブツブツ交換です。

しかも、シャレでチラシに書いただけかなーと思ったら…。

 

漬物

1人や2人じゃなかった漬物割…

 

漬物割で参加する人が、5人くらいいました。
しかも、持ってきた漬物をすぐに切って、参加者に振る舞うという…。

なんて衝撃的なシステム。

「あら、この白菜おいしいわ!」なんて、会場から聞こえてきたら、持ってきた人もさぞやうれしいでしょう。

ワンドリンクサービスだったので、落語を聞きながら、漬物をつまみに、飲む。

なんて、不思議な空間。

とてもホンワカしたいい落語会になりました。

 

旅館は無限の可能性を秘めたブラックボックス

落語会などの会場には「旅館」はピッタリです。

宴会場はあるし、畳だし、座布団あるし、と思ってきました。

今回の「漬物割」を体験し、地元民の自慢の逸品をシェアしあう場にもできるんだと、新たな発見をいたしました。

落語を見にいくのに、漬物を持って、チケット売り場で現金とともにドサッと漬物を置くさまは、めったに見れません。

赤倉温泉でも大好評でしたので、また次回も落語熱が盛り上がることと確信しました。

その土地ならではの楽しみ方ができてこそ、ライブ。

落語というライブに興味がおありならお気軽にご連絡くださいね。
ご相談うけたまわりますよ。

 

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。