旅館ブログ

裏方が裏方でなくなる日。旅行会社の生き残る道

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人がいるのはプラスなのか?マイナスなのか?

消費税が上がると、また白黒つきますよね。

こんにちは。

今日はウラのネタです…
鈴の宿 登府屋旅館の遠藤直人(@naaot)です。

昨日、人生のパイセンTVを見まして…

人生のパイセンTV

ふと思いました…。

裏方が裏方らしくしている時代は終わった…、と。

 

顔と名前を出す

人生のパイセンTVでビックリしたのが、スタッフさんまで顔と名前を出しているんです。

これまででもバラエティ番組では、スタッフがタレント化していたことはあります。
例えば、「オレたちひょうきん族」のプロデューサーズ。
「ガキの使いやあらへんで」の菅プロデューサーやヘイポーさん。

 

ひょうきん族

本来裏方のプロデューサーがレコード化

 

でも、人生のパイセンTVは、なんか違うんですよね。

ADさんまで顔と名前を出している。

「自分たちは、裏方だから…」
と思っていれば、出なくてもいいんです。

でも、番組の一員として、顔と名前を出しています。

これって、できそうでなかなかできません。

旅行において、旅行会社は裏方を徹底しています。

特に、リアルのエージェントは、たくさんの優秀な人がいるなかで、裏方に徹しています。
顔も名前も出さず、ネットエージェントのシステムに立ち向かおうとしている。

もったいないです。

あげく無駄な店舗とか、人材が多いということで、リストラ。

もったいないです。

フェイスブックは会社で禁止しているところもあるほど。
せっかく人がたくさんいるのに…。

まずは、顔と名前を出してみる。
それだけで、確実にネットのシステムより一歩先にいけます。

 

意見を発表する

顔と名前を出して何をするか?

パソコンやサーバーと同じことをしてはいけません。
業務の処理をしててはいけません。

「個」として、なにかを発信する。

ブログでも、ツイッターでも、フェイスブックでも、ユーチューブでも、なんでもいいんです。

とりあえず、発信してみる。

例えば、裏方であるはずの雑誌の編集長がブログで発信していたりします。

笹井清範の商人応援ブログ「本日開店」

編集長なんだから、裏方でいいはずなのに…。
でも、編集長がブログを書くことで、その雑誌を作る人の考えが相手に伝わります。

意見は人それぞれ、だからこそあなたにしかできないものがあります。

「旅行のプロが教える通好みの温泉ブログ」

「1週間に5日ビジネスホテルに泊まる営業マンの47都道府県ビジホランキング」

「行くなら今でしょ!女子旅の穴場ブログ」

こんなタイトルのブログをプロとして書く。

絶対にネットエージェントにはできませんから。

 

画一的な店づくりをやめる

昔、旅行会社が繁盛したのは、旅行の情報があったから。

今、旅行会社が困っているのは、旅行の情報しかないから。

本部で作ったパンフレット置き場に終始していると、インターネットにかないません。

つまり、店に個性がない。

旅行会社でも渋谷店と新宿店と巣鴨店と新橋店では、ガラッと変わっててもいいはず。
でも、大差ない。

どこに言っても同じようなお店。

どこにでもありそうなパンフレット。

どこかで見たような紙面。

面白くないんですよね…。

「このタワーレコードのようなお店になれば…」
行くことが目的になります。

高く売れるための視点:8 編集力がキーワード

 

どうして、それで生き残れるようになるのか?

たったそれだけで、生き残れるのか?

生き残れます。

なぜなら…
この話は、けっこういろんな旅行会社の方にお話ししました。

でも、誰もしません。

「そうですよねー。」と同意はいただきますが、やったためしがない。

 

だから、やってしまえば、他社にはマネできないんです。

そして、ネットエージェントにもマネができません。
リアルの店舗がないから。

そんなわけです。

もはや、裏方は、裏方ではなくていいんです。

その気持ちで見直せば、新たな地平が広がっていますよ。

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。