旅館ブログ

宿へも好印象。人柄が伝わってくるナイスなアンケート

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自分が客の立場のときにこそ人柄がでる

自分自身もそうです…。

こんにちは。

お客様の声を読むのが楽しみな…
鈴の宿 登府屋旅館の遠藤直人です。

藤村先生のブログ…

人に好かれる「人柄」になるのが成功の道

 

この記事を読んで、ふと思い出した「お客様の声」がありました。

年間、たくさんのお客様の声に目を通しますが、これには感動しました。

たいていのお客様の声は、宿の事情や選んだプランはともかく、「あれをやってほしい」「これをやってほしい」が多いものです。

それが悪いわけではなく、私もそう思ってしまうかもしれませんから、むしろ一般的なのでしょう。

「先日の宿では、〇〇が置いてあった。」

「〇〇は通常、無料だと思うのでタダにしてほしい。」

「次回来るときまでには、〇〇を置いてほしい。」

たいていは、そんな書かれ方をします。

 

お客様の声

お客様の声はいつもドキドキ読んでます

ところがこの声は、ないものねだりではなかったからです。

 

夕飯は市街地で現地の友人たちと一緒にとる予定でしたので、夕食のついていないプランはとてもありがたかったです。
また、腰が悪いので、ベッドではなくて布団の宿であったのも大変良かったです。
朝食は豪華で、あったかいものはすくなかったですが、十分な美味しさでした。

温泉はもちろん文句なし。
風呂場にドライヤーが3つ置いてあったので、順番待ちをすることもなく髪を乾かせました。
お風呂場にはメイクおとしや洗顔料はおいてなかったので、これはもっていったほうがいいなと思いました。

歩いていけるところにあった田んぼアートもとてもうまく出来てて面白かったです。
もう少し早い時期なら蛍がみれたのにと残念でした。
次いくときは6月に行きたいものです。

小野川温泉は秘湯ではないんですが、温泉の質的には米沢の秘湯とよばれるところにはまったく引けはとらないと思います。
というか、とても行きやすい秘湯って感じです。
飲泉もできるし、温泉卵もできるし、ほんと魅力たっぷりの温泉です。

登府屋さんはそのなかでも、だれにでもいきやすい宿だと思います。
古い宿が多い中で、トイレの手すりやウォシュレットがあるのはとてもいいと思います。
また、車椅子に配慮があるのも、ひごろ出かけにくい車椅子の方にはとてもいいと思います。
また、お風呂も浅いところが広くあるのも、子供が入りやすくていいと思います。

 

ものすごく冷静です。

旅慣れているからなのか、旅先の情報を見極めて、わかりやすく伝えているのは驚異的なのですが、それ以上に舌を巻いたのが…。

「お風呂場にはメイクおとしや洗顔料はおいてなかったので、これはもっていったほうがいいなと思いました。」

これは、初めてみた表現でした。

「〇〇は、ありません。」でも、
「〇〇を置いてほしい。」でもなく、
「〇〇は持っていった方がいいなと思いました。」

正直、感動しました。

お客様の声を書くときほど、人柄って出やすいのかもしれませんね。^^

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。