旅館ブログ

旅館と落語がベストマッチすぎる3つの理由

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旅館ほど落語向きな場所はない!

当たり前ですけどね。

こんにちは。

落語大好き!立川流大好き!
鈴の宿 登府屋旅館の遠藤直人です。

落語にハマってるんです。

思えば、落語を聞きはじめたのは、2009年。
エクスマと出会ったのも2009年ですから、私にとって転機の年だったんですね。

さて、落語と旅館がベストマッチすぎるんです。

落語が旅館を救うんじゃないかな、とすら思っています。

 

旅館には宴会場がある

旅館にはたいてい宴会場があります。
なおかつ、最近では団体も減って、使い道に困っている施設が多い。

宴会場さえあれば、落語ができるんです。

落語は、高座と座布団があればできます。

落語会

赤い台が高座

 

細かく言えば、もっといろいろいりますが、最低限でいえば、座布団があれば何とかなります。

お客様も畳に座布団でOK。

宴会場はそのまま寄席にできるんです。
旅館があらかじめ持っている設備は、落語にピッタリなんですよね。

 

一番気軽に開催できる

設備もそうですが、演者も最低なら1人でOK。
こんなエンターテイメントは、なかなかありません。

漫才だって、2人。
たいていは、+マネージャー。

バンドだったら、5人くらいになります。
さらに、音響機材の手配が必要。

歌舞伎や能や狂言だったら、こうはいきません。

そう考えると落語って、とってもリーズナブルに開催できるエンターテイメントですよね。

 

温泉街は、最後の「和」の砦

日本において、浴衣で歩いていて何も言われないのは、温泉街だけです。

それ以外の場所ですと
「お祭りですか?」
「お茶会ですか?」
「なにかあるんですか?」
と言われます。

日本は、和服を着ていることが、不自然な国になってしまいました。

でも、温泉街だけは、浴衣でも普通。
日本で唯一です。

そんな最後の「和」の砦だからこそ、落語の世界観が実にマッチします。

浴衣を着て、和で身を包み、落語を聞いて和の世界に浸る。
江戸の風に吹かれてみる。

決してブルジョアの楽しみではなく、庶民の娯楽としての落語なんです。

 

ライブのある宿にしたい

旅館は、1泊2食が基本です。

夕食を食べる、朝食を食べる、寝る。
あとは、お風呂に入る。

この要素以外の楽しみを準備したい!

せっかくだから、旅館でしか味わえないライブ。
落語というライブを通して、宿で新たな思い出を作っていただきたいのです。

というわけで…
長い前ふりになりました…

落語会をやります!

11月に立川流の落語家さんをお招きして落語会をします。
詳細はまた書きますが、ぜひぜひお楽しみに。^^

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。