「品質には了見も含まれる」米沢品質アワードの画期的視点

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米沢品質アワードをいただいて思うこと

改めまして。。。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

米沢市の画期的なブランド認証事業については、先日書かせていただいた通りでございます。

米沢市長 中川勝さんと審査委員長の永井一史さん

「米沢品質」には、単なる「品質」とは、異なるニュアンスがあります。

品質とは、文字通り、「品物の質」。
10個の品物があったとしたら、いいものから悪いものまで並べて、一番いいものが、品質がいいとなります。

米沢品質は、このいいものの基準が独特です。

私の印象では、「了見」も品質に含まれています。
つまり、できあがった最終形態である品物の質だけでなく、できあがるまでのプロセスや、作ろうと思った想い、心意気までも含めての「品質」です。

経営者としての了見。
開発者としての了見。

そこも採点されたと思います。
でないと、多くの温泉旅館が米沢にある中でうちがアワードに輝くわけがありません。

初歩的なレベルでいえば、「チームネクスト米沢」に申し込んだこと、ダメもとでもアワードに応募したことも了見のうちです。
米沢市で作ろうとしている改革の運動体であるチームネクスト米沢。
様子見するのではなく、まずは入ってみる姿勢。

申請といっても、独特の項目があり、けっこう考えないと申し込みが終わりません。

独特の項目とは、自分なりの「挑戦と創造」。
それも、インターネットで誰もが見れる場所に表明しなければなりません。

でも、ここがいいんです。

「挑戦と創造」は誰にでもできる

米沢品質アワードは、業界で1番になることが目的ではありません。
と思っています。

もし、それが目的ならば、チームネクスト米沢など面倒な手続きをせずに商品を並べて、1から10まで審査すればいいわけです。

公開の場でのプレゼンを経ての審査でした

業界で1番ではなく、みんながそれぞれ「挑戦と創造」をすることに意義があります。

例えるなら、全員で富士山に登って1位を決めるのではなく、登る山は各自が決めていいのです。
私は、この山に自分なりにこう登る、といった具合。

それが「挑戦と創造」なのです。

では、登府屋旅館の登った山はと言いますと…。
「3世代でもラクラクのバリアフリー旅、そして家族で落語を楽しんでほしい…」
という山です。

この点に関しては、県内のどの旅館にも負けませんし、バリアフリーと落語を組み合わせているのは、日本で当館だけかもしれません。
ということは、世界で当館だけなんです。

当初は、「車椅子で旅行する方が、どれほどいらっしゃるだろう?」と不安もありましたが、今ではほぼ毎日、車椅子のお客様がいらっしゃいます。
車椅子を使っていてもご家族と、より快適に過ごしていただき、ずっと受け入れつづける。
地方で東京でしか聞けないような落語会を開催し、米沢の皆さんにも生で触れていただく。

そこが、うちの了見です。

最近は、「温泉むすめ」という別の山もチラホラですが。

当館のような弱小旅館が、「うちなんてまだまだ」と思うのではなく、できる範囲で「挑戦と創造」していく。
業界ナンバーワンでなくてもいいというやさしさが、米沢品質アワードにはあります。

ただし、挑戦と創造は自分で決めて、自分で成し遂げなさい、という厳しさもあります。

そして、思い出されるのは…
「なせばなる なさねばならぬ なにごとも ならぬは人のなさぬなりけり」。

上杉鷹山公の精神そのもの。
米沢品質アワードは、人(もしくは企業)として何をなすかの了見を表明し、実現に向け一歩ずつ進めていくものです。

今年は、5社が認定されました。
また来年、再来年と続いていくことが、続けていくことが、間違いなく米沢全体のボトムアップになります。

だって、米沢のいたるところで皆が挑戦し、創造しつづけるのですから。

 

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